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空き家を売る方法と、仲介・買取・空き家バンクの違い

空き家見直し広場 編集部 / 情報確認日: 2026-10-08

空き家を手放す方法には、不動産会社に買主を探してもらう「仲介」、会社が直接買い取る「買取」、自治体の「空き家バンク」があります。それぞれの進み方と向いている状況を説明します。

空き家を売る方法は、大きく分けて「仲介」「買取」「空き家バンク」の 3 つです。どの方法を選ぶかで、相談する相手、かかる期間、手元に残るお金が変わります。この記事では、それぞれの進み方と、どんな状況の人に向いているかを説明します。

仲介: 不動産会社に買主を探してもらう

仲介は、不動産会社と媒介契約を結び、会社が買主を探す方法です。買主が見つかれば売買契約を結び、代金を受け取ります。売却が成立したときに、不動産会社へ仲介手数料を支払います。

  • 向いている状況: 時間をかけてでも、市場の買主に売りたい。
  • 確認したい点: 買主が見つかるまでの期間は物件と地域で変わります。一括査定サービスの公式サイトには、売却完了まで半年以上かかる場合があると書かれています。
  • 費用: 仲介手数料のほか、税金などの費用がかかります。金額は不動産会社と税務署・自治体に確認してください。

買取: 不動産会社が直接買い取る

買取は、不動産会社そのものが買主になる方法です。買主を探す期間がないため、仲介より短い期間で手放せることがあります。直接買取の場合、仲介手数料はかかりません。買取価格は、物件の状態・立地・権利関係などの条件で会社が決めます。

  • 向いている状況: 早く手放したい。ゴミ屋敷・再建築不可・老朽化など、仲介で買主が付きにくい物件。
  • 確認したい点: 物件によっては、売主が費用を負担する取引(有償取引)になる場合があると公式サイトに書かれているサービスがあります。査定の内容を確認してから判断してください。

空き家バンク: 自治体が買主や借主と結び付ける

空き家バンクは、自治体が空き家の情報を登録し、移住や利用を希望する人に紹介する仕組みです。運営の有無、登録の条件、仲介の方法は自治体ごとに違います。所在地の自治体の公式サイトで、制度の有無と条件を確認してください。

  • 向いている状況: 地域の利用希望者に使ってほしい。売却価格より、使われることを優先したい。
  • 確認したい点: 登録しても、買主や借主が現れるまでの期間は決まっていません。

3 つの方法を同じ観点で比べる

  • 相談する相手: 仲介=不動産会社、買取=買取を行う不動産会社、空き家バンク=自治体。
  • 期間: 仲介と空き家バンクは買主が現れるまで決まらない。買取は会社の査定が終われば条件が分かる。
  • 費用: 仲介は仲介手数料がかかる。直接買取は仲介手数料がかからない。いずれも税金や名義変更の費用は別に確認する。
  • 価格: 仲介は市場の買主が決める。買取は会社の査定で決まる。

売る前に確認すること

どの方法でも、売主が所有者として登記されている必要があります。相続した家で名義が亡くなった方のままの場合は、相続登記を済ませてから売却の手続きに進みます。相続登記の期限と手続きは、法務省の案内を参考資料に挙げた別の記事「相続した空き家の名義・登記・相談先」で説明しています。

また、放置した空き家は、空家等対策の推進に関する特別措置法で「管理不全空家等」「特定空家等」と判断されることがあります。売るか、管理を続けるかを早めに決めることが、負担を増やさないことにつながります。

参考資料

情報確認日: 2026-10-08

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